真冬のオオモンハタゲーム。激渋の状況でも・・・

オフショアルアー

電話が鳴る。「キノピー、明日行くよ!」と。

夏から秋にかけてはオオモンハタ・アカハタ狙いに連れて行って頂いていますが、時期は真冬。何を狙うのか分からないまま「行きます!」と返事をしました(笑)

 

 

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狙いはオオモンハタ

「何狙いですか?」と聞くと、「ロックフィッシュやってみよう!」と。

真冬のオオモンハタゲーム、確率は低いかもしれませんが今時期に釣れるなら、年中楽しめる釣りになりそうです。

メンバーは僕・G社プロスタッフのレジェンド(船長)・B社テスターの3人。僕が誘って頂けるときはこのメンバーが固定になりつつあるような気がします。有難い限りです。

このメンツだとどれだけ渋くても0で終わることがありません!

この日もまぁ誰か釣れるだろうというお気軽な感じで出船しました。

 

 

厳しい朝マズメ

朝マズメ、一応ロックフィッシュ狙いですが後ろの2人がジグをシャクっているので僕も便乗してジグを落とします。マイボートに乗せて頂いているだけなので自由なのが良いですね。

ジグにはアタリがないのでワームに変えるもアタリはナシ。

いつもながら朝マズメは釣れません。何ででしょう・・・

 

 

赤い魚・・・

僕は相変わらずアタリがないままですが、後ろでオジサンやアカヤガラなど赤い魚ばかり上がっています(笑)

アカヤガラは高級魚らしいですね。ちょっと興味あります。

 

 

本命オオモンハタ現る

少しずつ移動し、ワンドになっているポイントに到着。ここではベイトの反応がかなり出ています。どうやらキビナゴが入っている様子。

期待を込めて自作シャッド4インチ+ジグヘッド42gをキャスト

大きなブレイクがあり、その周辺にはストラクチャーが点在していることが分かったのでその近辺を重点的に探っていると待望のヒット!

上がってきたのは30㎝ほどでしたが本命のオオモンハタでした。エア抜きしてさっさとリリース。

これは勝ちパターン掴んだかな?

 

6インチワームを放り込みたいところですが、今回は多分それほど効果がないと思うので4インチで通します。

しっかりとストラクチャー際、ブレイク沿いを丁寧に通すことを意識してワームをスイミングさせてやると再びヒット!

掛けた瞬間はそれほど大きいと思いませんでしたが、少し浮かせたところから激しく抵抗。結構デカいかも?

相手の抵抗はお構いなしにタックルのパワーで頭をこちらに向かせゴリ巻きで浮かせます。ボートなのでそれほど意識しなくても大丈夫ですが、ロックフィッシュ相手の時は少々強引に行かないと根に入られます。

いよいよ浮いて姿が見えました。デカい。

50㎝いったか?ないか?とりあえずグッドサイズのオオモンハタをゲット!(後から測ったら47㎝でした)

 

後ろの2人は「何でキノピーだけ・・・」とか言いながらオジサンを入れ食いにしていました(笑)

1人だけ最新版のワーム使ってスマン。(2人にもワームは時々渡していますが多分VER15ぐらいまでしか渡していません)

 

謎の魚に瞬殺される・・・

更に少し移動、先程のポイントとは比べ物にならないぐらい根が荒い。これは難しそうです。

頻繁にボトムを取ってしまうと根掛かりのオンパレードなので、フォールさせる時もボトムまでは沈めずにほどほどに攻めます。

それでも時々根に当たったり掛かったりしますが、背の高い根に当たっているだけなら根掛かりロストのリスクはかなり抑えられます。

そんなこんなで色々考えながら巻いているとゴン!フッキングの時点でデカいと確信。しかしラインブレイク・・・

PEから逝ってました。根に擦れた感覚は全くなかったのですが・・・

船長曰く、もしかしたらスジアラかも?と。余計に悔しいです。

 

 

本命オオモンハタを追加

ベイトの反応があったワンドに戻ります。先ほどはワンドの左側を攻めましたが、次は右側に船をつけて攻めてみます。

水深はありますが地形変化は少なくて攻めどころがありません。オオモンハタはこのようなところも好むので一通りは探った方が良いです。

ベイトの反応がボトム付近に出ている事と水温的にも上まで追う可能性は低いだろうと考えて、ボトムから離しすぎないように細かくフォールを入れてレンジを調整します。

この作戦が当たったようでヒット!上がってきたのは40㎝ほどのオオモンハタ。しっかりと本命ゲット。同じように続けて同サイズのオオモンハタを追加。

こいつにかなりびっくりさせられたんですが、これを見てください↓

見えますかね?エギを飲み込んでいるんですよ。頭だけ見えてますよね。

内蔵にかなりダメージが入っているはず、生きているだけでも凄いと思うのですが、この状態でワームに喰ってきたのには驚きです。

 

この後更に30㎝ほどのオオモンハタを追加して終了となりました。

 

 

今回の結果とワーム考察

真冬の低水温状況下での釣りでしたが、オオモンハタ5匹とシーズンを考えれば良い釣果が残せたのではないかと思います。

オオモンハタは船中7匹、うち5匹が僕で釣果は全て自作シャッド4インチのVER21でした。

極論を言ってしまえばワームなんて何でも釣れますが、「釣れやすい・釣れにくい」が存在しているのも事実。その中でもどんな動きのワームが釣れやすいのかがはっきりと分かってきました。

僕が出したい動きを出せたモデルと出せていないモデルでは釣果に明らかな差が出ています。もちろん差は出ると思って作っていたのですが、想像以上の差が出ていて自分でも驚いています。

動きをだすだけならそれほど苦労はしないのですが、これに理想のシルエット・耐久性・飛距離を込めるのが難しいのなんのって。

今回使用したVER21は間違いなく完成に最も近いモデルですが、もう一息。ここからまだまだ迷走しそうな気がします。

 

 

使用タックル

自作ロッド(MS7038)

自作ワーム4インチ

 

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