前々からあれこれ苦労している自作シャッド4インチ。
夏からずっとハタ類でテストしてきたが寒くなりハタの元気もなくなってきたので今年のハタでのテストは終了。
これから短い間になるがヒラメでのテストをスタート。ヒラメが少ないこの地域でどれだけ頑張れるか・・・
僕の心が先に折れるかもしれない(笑)
Ver15もボツ
Ver15はスイムテストの時点でボツ決定。Ver7以降あれこれ弄ってはいるものの動きに変化が見られない・・・
耐久性を上げつつ、出来るだけ細身にしながら、アピール力は高く、飛距離も求める。どれか一つでも捨てられたら僕の好みの動きを出すのは簡単なんだけどなぁ。というかそれならもうVer7で完成してたんよ(笑)
ミリ単位でボディを調整しながらテールのサイズと角度を微調整しているがなかなか難しい。そして図面を書き直すたびに3Dプリンターで印刷してシリコンで型を取ってワームを流してみてはいるが、なかなか上手くいかないうえにお金がどんどん溶けていく(笑)ワームが出来るのが先か僕が潰れるのが先か・・・
因みにこの記事を書いているのはVer16のボツが決定した直後である(笑)
サーフにシオの回遊
ボツにしたワームしかないがとりあえず釣りがしたいのでボツサンプルのケースを持ってサーフへ。多分Ver12ぐらいからの分が全部入ってる(笑)
まあまあ何時ものごとくアタリはないが、頑張って投げていると着底同時に根掛かり?
うーん、根はないはずやけどなぁとか思っているといきなり動き出した?
結構強い引き、ヒラメなら結構デカそうやなぁと思ったので慎重にファイトしたが、ヒラメにしては動きが速すぎるような・・・
姿が見えてだいぶテンションが下がる。お前かいな。
そこそこ良いサイズだったのでキープ。そしてまだいそうだったので今度は狙ってみる(笑)
Gコントロールの28gをボトムまで沈めてジャーキング。すると3回目のジャークでドン!
あっさり2匹目ゲット。この日はこれで終了となった。
遂に念願のヒラメ!
翌日、またもや同じサーフへ向かう。今日こそはヒラメを釣ってやる。
まずはワームでサーチしてみるも無反応。ならば遠くを探ってみようという事で選択したのはフリッパー40g。(というかこれしかジグがなかった)
フルキャストして巻いていたら1投目から手前で根掛かり・・・そしてリーダーからラインブレイク。
通常ならテンションダダ下がりのところだが、なぜかこの時はこの根掛かりがプラスに働くような気がしてならなかった。
リーダーを結びながら作戦を立てて再度ワームを投入。
作戦はいたって簡単。根掛かりしたところから僅かに右を浮かせすぎずかつ絶対に底を擦らないように巻いてくるというもの。
何故かこの根には絶対ヒラメがいるという謎の自信があった(笑)
さあ行くぞ。根の上スレスレを慎重にトレースするイメージで巻いていると・・・
キタァァァァァ!
バラさないように慎重にファイト、波打ち際でヒラメの姿が見えた!
1回引き波に飲まれたのでヒヤッとしたが、次の波が来る前にやや強引にずり上げてヒラメゲット!
最高すぎる。写真撮る前に暴れてアシスト外れなければもっと良かった・・・
自作のアシストでしっかりキャッチ。あかん、嬉しすぎる。
釣れたから良しではない
ボツにしたVer15。「釣れたんやから良いんやないん?」って声もあったけどそういう事じゃない。
釣りにおいて魚が釣れること以上の正解はないのだけれど、釣れたから良しなのであれば僕がワームを作る必要はない。
僕が作るからには僕の理論を表現できるワームでないとダメ。釣れる釣れないはそのあとの話。
あと一歩で出来るはずなのにその一歩が果てしなく遠い。今はそんな状態。
さあ、頑張りますか。
使用タックル
自作ロッド
自作シャッド
自作アシスト
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