今回はドラググリス比較。
IOSファクトリー製「しろくまグリス」とシマノ製「ACE-0」の比較をしてみようと思います。
ドラグメンテナンスの記事をUPしました↓↓
Youtubeにも動画をUPしています↓↓
この時に使用したグリスがシマノ純正のドラググリス「ACE-0」
製品ページはコチラ
これまではドラググリスはIOSファクトリーの「しろくまグリス」を使っていたので、実はシマノ純正のグリスを自分で使うのは初めて。(しろくまグリス↓↓)
製品ページはコチラ
グリスによるドラグ性能について
ドラグ性能はグリスでかなり変わります。同じリールとは思えないレベルで変わります。
ACE-0はしろくまグリスに比べて「滑り出しが良い」
しかし場合によっては滑り過ぎて「魚に主導権を取られ、ファイトに時間が掛かる」という欠点もあります。
しろくまグリスはACE-0に比べて「タメが効く」
しっかり粘ってくれるのでフッキングが決まりやすいです。
また必要最低限で滑ってくれるので相手を自由にさせず主導権を取りやすい為、ファイト時間が短くて済みます。
かと言って必要な時に出ないなんて事はなく、負荷に応じてきちんと滑ってくれます。
特にエリアトラウトでの使用では大きなメリットを感じました。
しろくまグリスを入れたリールを後輩に使わせてみましたが、面白いぐらい驚いていました。
欠点としては「グリスの持ちが悪い」事。
ACE-0よりも頻繁にメンテナンスしてやる必要があります。
メンテナンス時の感想
メンテナンス時の使いやすさでいうとACE-0の方が使いやすく感じました。
しろくまグリスに比べて粘度が低い為、フェルトワッシャーへの浸透がし易くメンテナンス初心者でもしっかりとワッシャーに浸透させられます。
しろくまグリスは粘度が高い為、ワッシャーに浸透させるのには少々気を使わなければなりません。
上手くグリスが浸透せず、せっかくメンテナンスをしたのにドラグの調子が悪いなんて事もありました。
これはグリスが悪いのではなく、使いこなせない僕が悪いのですが・・・
しっかり使えればそれはもう素晴らしいグリスです。
価格差
シマノ純正が30g入りで定価850円(2020年5月2日現在)
しろくまグリスが約8mlで定価3000円(2020年5月2日現在)
価格にも内容量にも3倍以上の差があります。
これをどう見るかは使用者次第??
結論
好きな方を使え!
どちらが良い悪いではなく、好み次第です。
自分に合った方を使えばそれで良し!
僕はドラグをあまり出したくないタイプの人なのでしろくまグリスの方が好きです。
アジングで1lbのエステルを使っている時でさえ全くドラグを出さない事もあります。
但し、メンテナンス初心者の方はまず「シマノ純正ACE-0」を使う事をオススメします。
まずはメーカー純正のグリスでメンテナンスの基礎作業を覚えることから始めてみてほしいと思います。
コメント