こんにちは!キノピーです。
今回はタイトルにもある通り「ラインローラー2BB化」のデメリットについて話していきたいと思います。
ラインローラー2BB化のデメリット
スピニングリールにベアリングを追加する方法として有名なラインローラーの2BB化ですが、これには大きなデメリットがあります。
それは、回転時のバランスが崩れることです。
どういうことか具体的に解説していきます。
バランスが崩れる原因は、重量の変化です。
ベアリングはプラスチックカラーの約5倍の重量があります。
実際に2BB化する際は他のパーツも変えるのでこの重量差が全てラインローラーの重量差になるわけではありませんが、重量が変わるという事は分かっていただけると思います。
ラインローラーを2BB化するという事は1BB状態(純正状態)でブレなくスムーズに回転するように設計されたローターの最も遠心力が働く部分にオモリ(ベアリング)を追加するという事ですから、回転のバランスが崩れるのは当たり前なのです。
こんな当たり前のことに気付く前の僕は、回転がブレブレになりまくった初代ヴァンキッシュを前に何日も頭を抱えました(笑)
小型かつ軽量であるヴァンキッシュ1000Sでしたからベアリング1つの重量が大きくリールのバランスを崩してしまったわけです。
試したことはないので想像での話になるのですが、ローターに重量があるツインパワーなどの大きめの番手ならさほど気にはならないのかなと思っています。
どうしても2BB化したい方は・・・
僕は安易なラインローラー2BB化はオススメしないのですが、それでも2BB化したいという方もいるかと思います。
特に最近のリールは防水性能UPを気にしすぎてラインローラーが回らないなんてことはザラにありますからね・・・
そんな方にオススメしたいのがIOSファクトリー製のラインローラーです。
これでも微妙なバランスの変化がありますが、実釣時には気にならないレベルだと思います。
※感じ方には個人差があります
高額ではありますがそれなりの価値はあると思います。
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