アジング用に18ステラC2000Sを購入してから約1年半が経過。
ステラの長所、短所がはっきりと見えてきたので、インプレしようと思う。
しっかり使ったうえでのインプレなので、ステラを買おうかお悩みの方にはきっと役に立つと思う。
18ステラを選んだ理由
何故軽いヴァンキッシュにせず、高くて重いステラにしたのかというと金属ローターがどんな感じなのか試してみたかったから
巻き心地、感度、レスポンスはどうなのか?
性能がどうこうとかステラが必要だからだとかそんなのは一切なかった
ただ「興味があったから」。
CI4+ローターよりも金属ローターの方が当然重いので
- 巻き心地はしっとり感が強い
- 感度面ではCI4+では見えない何かが見える?
- レスポンスはCI4+よりも劣る
というのが買う前の印象。
18ステラは買うまでが大変だった
決めるまでも長かったが、買うまでも長かった。
というか大変だった。
買う個体探しに時間が掛かってしまった。
個体差が大きく、ハズレ個体が意外と多かったのが印象的。
ハンドルを装着せずして分かるほどのハズレもあった。
アタリ個体には当たればラッキー程度の考えだったが、せめて中の上ぐらいのものを買いたい。
探し当てた頃には、県境をまたいでいた(笑)
まずはチューニング
早速ラインを巻いて使いたいところだが、ちょっと待った。
ドライブギヤのベアリングとメインシャフトへのオイルチューン。
これをやるだけで巻き心地が変わる。
このステラにはIOSファクトリーのラインローラーインパクト、Sシステム、アクリスタスリムを搭載!
ラインローラーとハンドルノブの色が合っていなくてダサいですが手持ちがこれしかないので我慢・・・
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アジングでステラを使ってみて
ステラのアジングでの使い心地を項目別に分けて紹介していこうと思う。
ステラを使うと飛距離がUP
ロングストロークスプールの恩恵か、飛距離が伸びているのが体感できる。
0.6gのジグヘッドでもはっきりと分かる。いや、0.6gだからこそ分かるのか。
軽く投げただけでも伸びが違うのが分かる。
PEラインなどのマルチフィラメントラインよりもモノフィラメントラインの方が体感できると思う。
ステラの巻き心地
サイレントドライブとマイクロモジュールギアⅡ搭載で、極限までガタツキが抑えられて非常に滑らかな巻き心地。
更に、メタルボディとメタルローターからくるカッチリした巻き感。
メタルローターの適度な重さが巻き感にシルキーさを生み出す。
軽いローターではこの巻き心地は出ない。
控えめに言って最高。
アジングにおいて巻きの釣りは嫌いだが、ステラを使うときだけは例外。
ステラを使う日は巻きで探ることが増える(笑)
そのぐらい巻き心地が良いって事。ずっと巻いていたい。
ステラのレスポンス
軽くなったとは言え、レスポンスは良いとは言えない。
当たり前だが、クイックレスポンスシリーズより劣る。
巻く、止めるを繰り返す釣りには向かない。
つまりフォールのアジングには向かない。
しかし、これは巻き心地とのトレードオフであるから仕方ない。
レスポンスが良いリールを求めるならヴァンキッシュの方がオススメ。
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ステラの反響感度
アジングにおいて「感度」いえば、ロッドばかり気にする方が多いと思うが、反響感度にはリールも大きく影響する。
メタルボディのリールと樹脂ボディのリールではアタリの手元への響き方が全然違う。
メタルボディのリールの方がより強く響く感じがある。
フルメタルボディのステラの反響感度は非常に素晴らしい。
※最新のCI4+ボディのリールはメタルボディに迫る感度に仕上がっている。使い比べなければ分からないだろう。
圧倒的な高級感と所有感
釣果には一切関係がない。
しかし非常に大事なポイント。
フルメタルのカチッとした高級感。
そして持つだけでワクワクするこの感じは他のリールでは絶対に味わえない。
いつもの釣りがステラを使うだけで倍楽しくなる。そんな感じ。
最後に
アジングにははっきり言ってあまり向かない。
巻き心地を最大限重視するならアジングでの使用もナシではない。
性能だけを追い求めるなら他に使いやすいリールがある。
しかしステラじゃないと味わえないことがある。
それは釣果には全く関係のないところであるが、釣りを楽しむという面において非常に大切だと思う。
少々のデメリットなどどうでも良くなる、ステラはそんな世界を見せてくれる。
少しでもステラを使う満足感と感動を味わってみたいと思うのであれば、買って後悔することはないだろう。
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