今回はメッキ釣りの話。
軽量プラグをメインに使うメッキ釣り。ロッドワークでルアーを動かすことで、糸ふけができやすく、トラブルが起こりやすい。
しかも使うのは細いPEラインであるからなおさらである。
本来であればラインメンディングをしっかりと行うことで、ライントラブルを防ぐわけだが、スピードが要求されるメッキ釣りでは、ルアー着水後のラインメンディングが満足に行えないことも多い。
もたもたしていると見切られてしまうからだ。
どれだけ気を付けていても何釣行かに一度はライントラブルが起きてしまう。
そんな悩みを抱えて10年。ようやく有効な解決策を発見したので、ご紹介しようと思う。
この記事は「我こそはメッキ釣りガチ勢なり」という方に向けて書いている。
釣果優先のガチ勢のみ、この記事を読む価値があるだろう。トラブル回避と効率UPの為にお金を惜しまない方のみ読んで頂ければと思う。
ライントラブル解決策はラインローラーにあり
ライントラブル解消の秘訣はラインローラーにある。
以前の記事でも紹介したIOSファクトリー製のラインローラーだ。
元々はアジングで導入したモノであったが、アジングよりもメッキ釣りにこそ使うべきだろうと思い導入したところ、絶大な効果があった。
軽いテンションでもしっかりと回転して、スプールにラインを収めてくれる。
ピョン吉などの小トラブルまで含めると、IOSラインローラー導入前と比べて、トラブルは1/10ほどに抑えられている。
僕はメッキ釣りの時は、とにかく多くルアーを通すことを心掛けているので、ラインを指でつまんでテンションを掛けたり、捨てキャストでラインを整えたりはほとんどしない。
そういう使い方ですら、ライントラブルが起こらないのはこのラインローラーのおかげという他ないだろう。
今シーズンのライントラブルは1度だけだ。キャスト回数は数千回にもなると思うが、大きなトラブルは1度だけ。
これはなかなか凄まじい。
快適性に金が出せるか?
ラインローラーを替えると、ライントラブルが激減するという事は分かって頂けたと思う。
ライントラブルがなくなることで、ストレスがなくなるし、釣りができる時間も増える。
無駄なメンディングや捨てキャストも必要なくなり、間違いなく釣果UPに繋がる。
では、このために7000円出せるだろうか?
メッキ釣りガチ勢でない限りは出せないだろう。いや、ガチ勢でも出せる人は限られているのではないだろうか?
冒頭でガチ勢のみ読む価値があると言ったのはこのためである。
「メッキのために7000円はちょっと・・・」と思う方もいるだろうが、メッキシーズンが終わったら、他のリールに組み込んでアジングやメバリング、シーバスなどで使えばいいと思う。
メッキ釣りではトラブル解消の為に使っているが、アジングやメバリング、シーバスなどでは飛距離UPや巻き感度・巻き感の向上にも繋がる。これはこれで素晴らしいので、試して頂けたらと思う。
最後に
お金をかける人が少ないメッキ釣りで、ラインローラーにお金を突っ込める方はそう多くないかもしれない。
しかし、使えばもう手放せない程の快適性なので、ぜひ試してみてほしい。
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