2022年はエイからの幕開けとなったキノピーです。
これはエイを釣った翌日の話。
N師匠に誘われてメバルの新規開拓。釣り方はフロートぶん投げ（笑）
「釣れすぎるから」という理由で数年間フロートを封印していたN師匠も今年はフロートを解禁するらしい。
恐怖と戦いながらポイントへ
このポイントに限らずなんだがメバル釣りに行くときは恐怖との戦いは避けられない（笑）
真夜中の磯へ向かうルートはかなり気持ち悪い。ポイントに立ってからも気持ち悪い。僕は単独釣行が結構多いのだが出来れば誰かと行きたいね。
シャローフリークエクスパンダをぶん投げる！
予定通りフロートをぶん投げるのだが、何を投げようか・・・
選んだのはシャローフリークエクスパンダF。
個人的には丸っこいシャローフリークの方が感じ的には好きなのだが、性能には代えられない。
飛距離は圧倒的に違う。潮の変化もエクスパンダの方が掴みやすい気がする。軽いやつも全部この形にしてしまえばいいのに・・・
ジグヘッドはモサヘッドプロの0.4gにワームは自作シャッドの2インチ。カラーはグリーングロー。
超ファットボディのシャッドで強烈にアピールしつつ、完全に浮かせて狙ってみる。
かなりゆっくり巻くがジグヘッドがボトムを擦っている感じはない。浅いことに変わりはないが沖にブレイクがあるようだ。
完全に止めても見たが、ボトムは擦らないので水深は70㎝以上はありそう。
色々思考を巡らしながら釣りをしていくもアタリはない。フロートが完全に浮き切っていて、リグが全く潮を掴んでいないのが分かる。
自己記録更新サイズのメバル現る
30mほど横に移動。心機一転ワームのカラーも変えてみる。選んだのはブラック、グローとは違う形でアピールするカラーだ。ブラックは安定した釣果は得られないが、時々強烈な釣果を残すことがある。
気合を入れて投げてみるがやっぱりリグが潮を掴んでいない・・・
そろそろジグヘッドを重くしようかなと考えながら投じた1投。ちょっとミスって狙いとは違うところに飛んで行った。
回収も考えたが、目の前の岩はギリギリで躱せているのでそのまま誘いを入れてみることに。
巻き始めてすぐに分かる。リグがしっかりと潮を掴んでいる。たまたまも良いところだが良いポイントに落ちたようだ。
10回ほど巻いただろうか？ティップとリールを巻く手が微妙に重くなる。
重くなり方はまさに海藻に引っかかったような感じだったのだが、重くなってから2回ほど巻いてもテンションは変わらない・・・
よく分かんねぇなぁと思いつつ、とりあえず合わせてしまえ「えぇーい！」ぐらいのノリで合わせてみたらしっかりヒット（笑）違和感は全て合わせるというのは大事やねぇ。
ちょっとでも走られたらアウトなのは初めから分かっていたのでとにかく巻く。ポンピングとかも一切せず、魚が抵抗してもお構いなしにロッドを立てたままリールのパワーで巻き続ける。
とにかく魚に走られないように必死にリールを巻きながら数十m離れたところにいるN師匠に伝えるべく「喰った～！」と叫んだら、暗闇からまさかの「俺も喰ってる！」って返ってきた（笑）
最後の難関は岩が突き出しまくった、足元からブレイクまでのエリア。タックルのパワーに任せて最後は水上スキー（笑）
デカい、えげつなくデカい。マジでヤバイ。やっちまったぜ。
写真の撮り方が下手くそすぎてアレやけど自己記録更新の34㎝！
因みにダブルヒットしたN師匠のメバルも33㎝あったし、たぶん僕の34㎝よりも体重は重かったと思う。
自作ワームで釣れたというのは嬉しすぎる！
ここからは撮影タイム。バケツに水を入れてメバルを2匹。しかし魚がデカすぎて回復できる環境には程遠いような・・・
そこで石を集めてきて疑似タイドプールを作製。そこにメバルを入れたらかなり元気になった。が今度は元気になり過ぎたのか暴れまわって撮影させてくれない（笑）元気過ぎるのも考えものやねぇ。
N師匠には写真の撮られ方を意識しなさいって言われた（笑）写真の撮られ方が下手なのはだいぶ前から自覚ある。
この時はメバルに暴れられて右手の薬指が切れていたのであんまり魚を触りたくなかった（笑）後から見たらナイフで切ったような傷やった・・・
釣果を伸ばしたいのならすぐに次を投げるべきなのだが、この時は満足過ぎてN師匠がメバルを撮影しているのをずっと眺めていた。多分釣れてから30分ぐらいはずっと「ヤバイ」しか言ってなかった（笑）
2匹目。小さい？？いや尺オーバーです
釣れてから30分が経過した頃、ようやく釣りへ戻る。
そして釣り始めて2投目だっただろうか・・・喰った～～～～！
「小さいです。尺はないです」とか言ってたけど、測ってみって言われたから測ってみたらギリ尺あった（笑）前に釣った魚のインパクトがデカすぎて尺が小さいとか言うて、だいぶ調子に乗ってました。
これも自作シャッド2インチのブラック。
これもとりあえず即席タイドプールへ。
全部が尺オーバー。
このあとアタリがなくなったので移動。
オルガリップレスを投入してみる
移動した先では色々使えそうだったのでオルガリップレスを投入してみる。
しかしこの日はガチガチのフロート専用ロッドで来ていたので上手く水に絡ませられない。ちょっと投げたが反応もないのでチェンジ。
ジグ単投入で更に尺オーバー追加！
次はシンキング系のピットスティックかライジングミノーを投げたかったが、全くわからないポイントでシンキングプラグを投げるのが怖かったのでジグ単で様子を見ることに。
ジグヘッドはモサヘッドプロの1.6g。20gオーバーをフルキャスト出来るロッドにPE0.5号ではこれが限界。ワームは自作1.8インチの黄色グローレインボーラメ。結構お気に入りのカラーだ。
キャストして沈めてみると意外と深い。3mぐらいはあるか？？目に見える範囲は浅いし、遠くも波の立ち方から見て浅そう。
という事はそこだけ深い可能性大。ボトムから1mまでを丁寧に探ってみる。
ボトムを取って巻いて、また沈めて・・・すると足元のブレイク付近でヒット！
障害物付近で掛けたのでとにかく全力で巻く（笑）ラインの角度が深い分、魚はすぐに浮いてきた。というか必死で巻きすぎて最後は飛んできた。
30.5㎝。31はなかった。やけどコンディションが良くて大きく見えた。
自作ワームで3匹目。嬉しすぎる。
がっつり食い過ぎてワームが見えない（笑）
すぐにN師匠を呼んで、「あそこ釣れます！」って言ったら一瞬で釣りよった。さすが。
続ければまだ釣れそうだったが、2人で尺オーバー5匹。僕は自己記録更新と大満足だったので終了とした。
モサヘッドプロは凄い！
これまではメバル狙いの時のジグヘッドに何を使うのか結構悩んでいた。多分僕以外にもそういう人は多かったと思う。
強いと言われているラッシュヘッドLは意外と曲がるし、デコイのフックで自作したジグヘッドも思っていたより強くない。大きくするのには限界があるし、太くすると刺さりが悪くなる。
モサヘッドプロは34㎝のメバル相手にドラグガチガチでゴリ巻きしても、近距離でのフルフッキングでもビクともしなかった。ナノスムースコートだから刺さりは抜群に良い。メバル用ジグヘッド探しはモサヘッドプロにて完結。
2022年イチの釣果が出てしまった？？
2022年になってまだ間もないが既に今年一の釣果が出てしまった感あり（笑）
かなり良い釣果に恵まれたがメバル釣りのストーリーはまだ終わらない！
翌日へ続く・・・乞うご期待。
使用タックル
自作ロッド8フィート1インチ
自作ワーム1.8インチ
自作シャッド2インチ
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