こんにちは!キノピーです。
今回も過去に作ったロッドを紹介していこうと思います!
今回でラスト!
15本目からです!
15本目
メッキ用ロッド
ブランク:ジャストエース製LST662L
リールシート:フジ工業製DPS16
ガイド:チタンフレームSICガイド+ステンレスフレームSICガイド
レングス:6フィート6インチ
自重:70g
ルアーウエイト:3g~13g
2ピース
メッキ釣りが好きすぎてメッキ専用に作ったロッド。
1本目とは違い、ブランクをちゃんと選びました(笑)
ガイドはあり合わせで作ったのでチタンとステンレスがごっちゃ(笑)
ステンレスは1個だけですが・・・
性能を突き詰めるロッドではないのでグリップ周りは少し遊んだストレートコルク。
トラウト用のウッドグリップもカッコいいので迷いました。グリップ違いでもう1本作るのもアリか・・・
イメージ通りの使い勝手、ミノーの抵抗にも負けないし適度にハリがあるので魚の動きが手にしっかりと伝わってきて楽しい!
ベナンベナンのロッドやズルズルのドラグだと、魚の存在感が手に伝わりにくいので楽しくないです。
メッキ用に作りましたが、ライトロックやカマスなどでも大活躍。
メーカー表記ではルアーMAX7gですが、僕は16gのプチダッカーを普通に投げています。
小型の青物なら普通に獲れるパワーがありますが60cmクラスのカンパチを掛けた時は手も足も出ずやられました(泣)
16本目
ジグ単用アジングロッド
ブランク:マグナムクラフト製X5915
ティップ:イシグロオリジナルチタン
リールシート:DPSパーツ使用のオリジナル
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド
レングス:5フィート6インチ
自重:28g
ルアーウエイト:0.5g~2.5g
1ピース
たぶん僕が作ったロッドの中で№1の変態ロッド(笑)
ブランクはアンサンドのザラザラを削り落としてシャープに。感度も上がっています。
ヤバいのはリールシート。50万円の鮎竿を使用、折れた鮎竿の一部が手に入ったのがきっかけ。
こんなに太いパイプをこんなに長く使用しているのにも関わらず自重が20g台なのは鮎竿の軽さがあってこそ。
作っている途中で摘まんで割ってしまうというトラブルがありました(笑)それぐらい薄いブランクです。
パイプを長く使用することによりブランクスタッチを強制的に禁止。しっかり掌でアタリを取れるよう設計。
パイプは22mmとかなり太く、フードはDPS17のモノを使用。
アルミ部を剥いだら、補強は一切せずそのまま使用。通常リールシートに必要なスクリュー部までも排除しパイプとフードの摩擦だけでリールを止める設計。
リールフットが完全に極薄パイプに乗るので感度は抜群。
唯一の気に喰わないのがアーバー。チタンやカーボンなどを加工する技術がない為、ウキ自作用の硬質発砲を使用。
硬質といってもやはり柔らかい。
あのレベルの極薄パイプに硬いアーバーをねじ込んだら割れる可能性がかなり高いのでまあ良かったのか・・・
接着剤頼りになってしまったのが少し残念。
後輩君に貸したら「うわっ、え?え?え?ヤバッ」と良い反応を頂きました(笑)
僕のエースロッドです。
17本目
ヒラスズキ用ロッド
ブランク:マグナムクラフト製AK1150
リールシート:フジ工業製DPS17
ガイド:チタンフレームSIC-Jガイド
レングス:11フィート
自重:218g
ルアーウエイト:15g~50g
2ピース
ヒラスズキ釣りを始める為に作ったロッドです。
218gとは思えないほど楽に振れます。
10本目に作った10フィートのロッドよりもバランスが良く、自分の上達ぶりを感じました(笑)
ティップは程よくしなやかで、軽量ルアーもそれなりに扱えます。
ガイドを減らしたセッティングが効いていると思います。
しかしバットは強いのでハマチクラスならぶっ飛んで来るぐらいのパワーがあります。
ヒラスズキのアタリは弾いてしまう事があるのと、単純に磯では11フィートが短く感じる事もあるのでもう少し柔らかい14フィートのロッドを考え中です。
18本目
オールラウンドアジングロッド
ブランク:ジャストエース製AMI682S
リールシート:フジ工業製IPS16
ガイド:チタンフレームSIC-Sガイド
レングス:6フィート8インチ
自重:78g
ルアーウエイト:0.5g~7g?
ティップ側がフルソリッドのちょっと変わったブランク。
このブランクを選んだ理由は100%興味本位。
興味本位ついでにリールシート内にカーボンパイプを入れて剛性を上げてみました。
結果、元々重いブランク+リールシート内にカーボンパイプを入れたことによって超絶重いロッドに・・・
ブランクのテーパーの影響もあり、バランスはかなり良いもののそもそもが重すぎてゴミ・・・
2回ぐらい?使いましたが重すぎて操作し辛い為、使う気が失せそれっきり。
バランスが良くても重いロッドは使えないという事を教えてくれたロッドです。
ブランク自体はかなり面白いのでリメイクして使えるロッドに変身させる予定・・・
19本目
ジギングロッド(内湾用)
ブランク:マグナムクラフト製RX5930
リールシート:フジ工業製PMTS
ガイド:チタンフレームSIC-Jガイド
レングス:6フィート2インチ
自重:92g
ルアーウエイト:60g~150g
1ピース
内湾用ジギングロッドの必要性を強く感じる出来事があった為作製。
ジグングロッドは最低2本いります。
ブランクは5937と5930を悩んで5930に決定。
RX5930でジギングロッドを作っている例が見つからなかった為不安だらけでしたがこのチョイスは正解。
シャクリ方に気を付ければ水深70mで200gのジグを動かしても大丈夫でした。
1発目のシャクリで折れることも覚悟していましたが心配ありませんでした。
自重は92gとジギングロッドでは超軽量。この軽さは武器になります。
唯一の後悔はショートトリガーのリールシートを使ってしまったことです。
興味本位で試してみましたが使い辛いです。興味本位で試す癖は一生治りません(笑)
失敗したら失敗したで自分の知識になりますから。誰にも迷惑かけませんし・・・
残念ながら初回釣行で魚が掛からなかったのでパワーは未知数。
年に2回ぐらいしかジギングは行かないので鱗付けは暫く先になりそうです。
20本目
ジグ単用アジングロッド
ブランク:マグナムクラフト製AJX5917+デジーノ製カーボンモノコックグリップ
ティップ:デジーノ製AJ180XXUL+RS
リールシート:デジーノ製DRSS
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド
レングス:5フィート9インチ
自重:45g
1ピース
ソリッドティップのジグ単用ロッドが欲しかったので作製。
このロッドにはデジーノ製パーツを多用しています。
デジーノ製パーツを使用したロッドは初めてなので、どんな感じなのかワクワクします。
ブランクはアンサンドのザラザラを削り落としています。
この処理は2回目ですが、やはり削り落とす前と後では全然違います。
このロッドへの拘りは「接着剤に頼らない事」
ティップの接続からリールシート、グリップ周りの接着全てをギチギチにして力ずくで押し込んでいます。
流石に不安なので少量のアロンアルファを使用していますがそれだけ。
ガイドもエポキシでのコーティングはせず、アロンアルファで固めただけです。
カーボンモノコックグリップの恩恵もあり、かなり高音で響きます。
このご時世なのでまだ試運転すら出来ていませんが久しぶりに早く使いたくてウズウズするロッドが出来上がりました!
これで僕が作ったロッドは以上です。
20本作れば色々見えてくるものもあり、かなり知識も付きました。
1本を仕上げるのもかなり早くなりましたし技術も上がっていると思います。
しかしまだまだ未熟。より良いロッドを作れるように日々勉強を続けていきたいと思います。
次回は「これから作ろうとしているロッド」のついてお話ししようと思います!
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