マタギT-Russell Super Black Fin TR140でヒラスズキロッド作製!

ロッドビルド

作りたいと思い始めてから1年。ようやく手を付けることとなった14フィートの磯ヒラロッド。

もう使うことのないであろうオシアコンクエストを売ってブランク代とガイド代を確保。

オシアコンクエストだけに限らず、もう使わないタックルはどんどん売りに出してます。

 

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ブランクはマタギ製T-Russel Super Black Fin TR140

14フィートという長さもあってか、ブランクは3ピース。2ピースだと工夫しないと車に乗らないからこれは助かる。

ただし継数が増えれば増えるほどガイドセッティングが難しくなるというデメリットもある。

部屋の中では繋げないので、外に出て繋いでみたが相当長い(笑)まあ長いから買ったんだけど・・・

#1だけ曲げた感じだとかなりパリパリの高弾性のイメージだった。

 

 

その他のパーツ

コストを抑えるため、極力新しいパーツは買わないようにした。

リールシートとグリップは以前買ったものの使っていなかったものを使う。リールシートはDPS18、グリップはマグナムクラフトのストレートグリップだ。

買ったのはロックナットとガイドとバットエンドぐらい。ガイドは#1のみチタンにして、それ以外はステンレス。折れ竿から抜いておいたガイドも使用し、極力コストを抑える。もちろんメタルパーツはナシ。

 

 

まずはグリップ作製!

まずはグリップ周りを作製。ロッドが長いので、先重りを避けるためストレートグリップを採用、エンドにもウエイトを入れる。

グリップの内径がピッタリで、一切の加工が必要なかったのは物凄く楽だった。

リールシートとブランクの隙間はマスキングテープで埋める。

マスキングテープの巻き方に特に意味はない(笑)でも多分この巻き方だとかなりガッチリ止まるはず。

サクサクと進めてグリップは完成。

 

 

悲劇・・・

トップガイドを取り付けた後、第一ガイドの位置を決めるのにブランクをちょいっと曲げるとパァン!と音が鳴った後のカランカランカラン・・・

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

あっさりと折れてしまった・・・

 

とりあえず落ち着け、俺。

熱は加えていない、変な角度で曲げたわけでもない、もちろん荷重オーバーなはずもない。

うん、不良品だ。とりあえず販売店に連絡。

「折れたやないかぁ、ボケェェェェェェ!」

なんて言う事はない(笑)店は何も悪くないし、不良品を出そうと思って出しているメーカーはないからね。まあ運が悪かったとしか言えない。

お問い合わせフォームから堅苦しい文章を送っておいた(笑)

 

よく店員に怒鳴りつけてるやつとかいるけど、あれって逆効果。店は何も悪くない。

店員も人間だから丁寧な方には丁寧に対応するし、舐めた態度の奴にはそれなりの対応を取る。

メーカーにクレームが通るかどうかって、店員がどう対応するかで変わってくるわけで、丁寧で良い方のモノなら何とかして通してあげたいと思うもの。だって人間だもの。

 

お客様は神様とか痛い勘違いをしているヤツは確実に損してるね。

 

 

神対応

年末の忙しいであろう時期だったから対応は年明けになると思っていたが、すぐに返信が届き対応して頂けた。2日後には新しい#1が到着。店は何も悪くないのに、本当にありがとうございます。

 

 

ガイド取り付け

鬼の作業が始まる・・・初めての3ピースは想像以上に大変だった。

繫ぎ目の関係で、全てのガイドが理想の位置に乗らない。2ピースなら繫ぎ目にガイドを載せられるのだが3ピースはそうはいかない。

マタギ推奨セッティングにすれば解決なのだが、それは絶対に嫌だったので頑張った(笑)

最終的には#1の繫ぎ目にはガイドを乗せ、太い#2の繫ぎ目からは可能な範囲でガイドを離すようセッティングした。頑張って離すようにしたが、それでも中途半端。太さがあるのでたぶん大丈夫だと思うのだが・・・

 

 

テスト

ヒラメ釣りに誘われたので、テストがてら使ってみる。

#1単体で曲げた時はパリパリに感じたが、いざ使ってみると非常に柔らかく感じる。

僕の師匠でテスターのNさんも「この柔らかさは良いね、てか軽い!メッチャいいやん」と好感触の様子。

軽く振ったときの飛距離は圧巻だが、流石に長すぎて振り抜けないので、頑張って振ってもそんなに飛距離は出ない。

1回のテストだけでなく複数回テスト。ウェーディングでも使った(笑)ロッドが長いので根掛かりが簡単に躱せるのが印象的だった。

1度ヒラメを掛けたがバラしてしまった・・・

複数釣行使ってノートラブルだったのでこれで固めることにした。

 

 

コーティング~

とりあえず1回塗っておく。

短期間に6本も作ったことで、僕の部屋の暖房はフル稼働。電気代がえげつないことになったので、自分のロッドはとりあえず1回塗りで(笑)暖かくなった時にめんどくさくなかったら2回目を塗ろう。

強度的には1回で十分。最近は自分のロッドはかなり雑で「汚くても性能はピカイチ」をモットーにロッドを作っている(笑)1年半以上アロン固めのみで使っているロッドもあるし・・・

2シーズン普通にノートラブルで使えているので、エポキシコーティングいらない説さえある(笑)

 

 

最後に

念願の14フィート。早く鱗付けに行きたいが、波がヤバすぎて海に近づけない。

ヒラスズキは荒れないと釣りにくい魚だけど、荒れ過ぎは人間に危険が及ぶので気を付けよう。

生きていればまた釣りは出来る。これめっちゃ大事。

 

 

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