こんにちは!キノピーです。
今回はロッドビルドの魅力について話していきたいと思います。
ロッドビルドって?
そもそもロッドビルドって何って方のために説明します。
ロッドビルドとは自分でロッドを作ることです。
そういう人のことをロッドビルダーと呼んだりします。
ロッドビルドの魅力
挙げ始めればキリがないんですが一番の魅力はやはり世界で1本しかない自分だけのロッドが手に入ることではないでしょうか?
デザインも設計も用途に合わせてやりたい放題。市販品ではできないような設計にすることも可能です。
当然良いモノを作ろうとするならば努力は必要ですし手間も時間もかかります。
しかし最初はまず楽しんでロッドを作るところから始めれば良いと思います。
ロッドビルドを覚えると釣り人生ひっくり返りますよ(笑)
作ったロッドのご紹介
全部を紹介すると多くなりすぎるので一部だけ紹介します。
キャロ用に作ったカーボンソリッドティップのアジングロッドです。
7フィート7インチで74g。ルアーウエイト1.5g~15g
ルアーウエイトは目安ですが・・・
15gのキャロやジグを扱うことが出来るパワーを持ちながらも1gジグヘッド単体の釣りも可能なオールラウンダー。
まさかここまで汎用性の高いロッドになるとは思っていませんでした。
バットパワーは相当強く、カセでグレ、海上釣堀で真鯛、シマアジ、バチパターンのシーバスなどライトゲーム以外でも大活躍。
軽いリグでもしっかり扱えるのはソリッドティップとガイドセッティングが関係しています。
これだけ聞けば凄いロッドだと思うかもしれませんが性能を発揮するためには条件があります。
それが「ロッドの特性をよく理解した人が使う事」です。
恐らく僕以外の人が使えばルアーウエイトは2.5g~13gほどになると思いますし高確率で折ると思います。
特定の人しか使いこなせない&破損の可能性が高いロッドなんてほとんどのメーカーはリリースできない訳ですから、ロッドを作れる人のみが手にできるロッドとなりうるわけで・・・
それがやはりロッドビルドの魅力なのです。
これはパイプ部に鮎竿を採用したアジングロッド。
リールシートのネジはなくフードの摩擦だけでリールを固定します。
ブランクスタッチを強制的に出来ないようにして振動をフルに掌で受けられるよう考えた設計です。
5フィート6インチ、重量はちゃんと覚えてないけど確か28gだったはず(笑)
意味不明なまでの感度を誇ります。
何も考えずに握ると多分リールシートが割れます(笑)
極薄カーボンなので取り扱い注意!
使用者は僕に限ります(笑)
これは友達に頼まれて作ったロッド。
デザイン以外は全て僕に丸投げ(笑)
コルクグリップ&赤のメタルパーツ、そして蛍光黄緑のスレッドというよく分からないデザイン。
だけどそういうのが欲しかったらしいです(笑)
これもアジングロッド。
リールシートのパイプ部がチタン。
反響感度の向上を期待したけど予想ほどではなかったです。
僕の中では珍しいあまり気を使わなくても破損しないロッド(笑)
メッキ、カマス用。
一回やってみたかったストレートコルクグリップ。
重くなるし感度も落ちるのでアジングロッドではやりにくい設計。
お遊びロッドなので気にせずデザイン重視(笑)
トラウトロッドみたいにウッドグリップにしても良かったかも・・・
かれこれ20本近く作りましたが紹介はこのぐらいにしておきます。
やり込んでいけば・・・
ある程度知識がついてくると色々な案が浮かんできます。
ここをこうしたら・・・とかもっと○○したら・・・とか本当に色々な案が浮かびます。
そして試さずにはいられなくなり、「必要」ではなくてもロッドを作ってしまいます(笑)
でもそうなっている時が一番楽しい時ですしそこまでのレベルになるとアジングロッドなら市販品の半額以下でハイエンドロッドすら凌駕する性能を持つロッドを作れるようになってきます。
当然失敗して大したことがないロッドになることもあります。しかしそれは経験として自分の身になり、良いロッドを作るための糧となります。
本当に釣り人生が変わります。始めるまでは大変ですが少しでも興味があるなら是非やってみることをオススメします!
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