こんにちは!キノピーです。
前回の続きです。前回の様子はコチラ↓↓
今回はソリッドティップの接続とカーボンモノコックグリップの接続です。
その前にブランクに少し手を加えます。
今回使用しているブランクはマグナムクラフト製「AJX5917B」です。
B品なので塗装はされていません。アンサンドブランクです。
このアンサンドブランクの表面のザラザラを削って落とします。
これで響き方が結構変わるという事が発覚したのでメンドクサイですがやっていきます。
※いつもながら写真を撮り忘れています(笑)
表面がツルツルになったらOKです。
表面のザラザラした部分を落としただけですが、結構削りカスが出ます。
次にソリッドティップとブランクの接続です。
使うのはコレ!
ゼリー状の方です。
接着力はエポキシに遠く及びませんが、硬く仕上がるので感度はコチラに分があるかと思っています。
接着力が強くないとはいえ、実用的な強度は十分出るので何の問題もないです。
硬化が早いので失敗したら修正は大変ですが・・・
まずはブランクの内径とソリッドの差し込み部分の外径が合うように、ブランクを切削します。
切削しすぎると取り返しがつかないので慎重に進めます。
調整出来たらティップにアロンアルファを付けて挿し込むだけです。
これでソリッドティップとブランクの接続は完了です。
次にブランクとカーボンモノコックグリップを接続します。
ブランクとカーボンモノコックグリップの径の差が大きいのでスーパーハイブリッドアーバーを使って接続します。
まずはアーバーを加工します。
お粗末な加工方法ですが僕にはこれしか出来ません(笑)
ドリルで回転させながら紙やすりで削ります。
左が加工前、右が加工後です。
このロッドを作る際の最難関だと思っていましたが何とかなりました。
加工したアーバーを真っ二つにして、内径を調整したら接続作業に入ります。
接着剤に頼らなくても良いようにかなりギチギチに調整したので押し込むのに一苦労。
ティップ側(上の写真で見えているアーバー)にはアロンアルファを使いましたが、バット側のアーバーは接着剤ナシ。
とにかくエポキシ接着剤は使いません。
硬すぎて押し込み切れずティップ側のアーバーが見えてしまっていますがまあ良いでしょう(笑)
今回はここまで。次回は「スパイン出し~リールシート接着~ガイド取り付け」つまり完成まで持って行く予定です。
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