今回は久々にホームでアジング。
毎年この時期になると常夜灯下にアジの群れが見えるのだが、今年は全く見えてこないので釣りはしてこなかった。
まさか見えないところにいる?検証すべく久々にワームを投げてみることにしたのだ。
まさかの良型が飛び出す
とりあえず最初からセットされてあったモサヘッドプロ0.6g+自作ワーム2.5インチからスタート。
少しレンジを入れて探ってみるも全くアタリがないのでド表層を曳いてみるとガツン!とかなり大きなアタリ。結構突っ込むので何かと思えば20㎝は優に超える体高のある良型アジ。
この時期にこのサイズは結構珍しい。ちょっと嬉しい・・・
豆アジ地獄
良型アジは1匹のみ。(何回か型の良さそうなアタリはあったが掛けきれず、少し経つと消えてしまった・・・)
ここからは豆アジの猛攻が始まる。ロッドはかなり強くアタリを出してくれるので勘違いしそうになるが、伝わってくる振動が豆のソレ。
ならばとジグヘッドをモサヘッドプロからレンジクロスフックSSで作ったジグヘッドに交換。ワームは自作2.5インチから自作1インチに交換してみる。
表層から1m以内をフワフワさせていると結構当たってくるが強く合わせると弾いてしまう・・・掛けるというよりは乗せるように柔らかくフッキングしてやると良く掛かる。(その日の喰い方にもよる)
VS豆アジを想定して作った1インチワームはかなり効果的で、10㎝少々の豆アジでもすっぽりと吸い込まれていた。
もちろんただ小さいだけでなく、市販品にはない性能を持たせるようにして開発している。
この小ささ!
胡麻アジチャレンジ!アンダー10㎝を狙う
胡麻アジとは豆アジを下回る小さなアジのことである。師匠が胡麻アジとか言い出したので僕もそう呼ぶことにする(笑)何㎝以下が胡麻アジなのかは分からないが、勝手に10㎝以下として狙ってみることにした。
結構頑張ったがこの日の最少は11㎝。うーん、10㎝以下の壁は厚い・・・
開発中のワーム
ワームは釣果だけで見るともうメーカー品と遜色ない。しかしまだ納得いかない部分、改善点があるので今のプロトは全サイズボツ。
開発しているのは全部で5サイズ。割合で大小しているわけではなく、全て0から個々に設計している。ワームを見れば分かる方には分かると思うが、テーマは「引き抵抗」
いかに潮を掴んでリグの存在感を感じやすくするか。それだけなら市場に五万とあるが、僕はそれに加えて細く仕上げることに拘った。太くてボリュームがあるワームで引き抵抗を出すのは当たり前。だけどそれでは喰わないアジがいる。しかも結構そういうケースは多い。
引き抵抗は最大限出しつつボリュームは最低限に抑える。それを理想とし、リブの幅や深さも試行錯誤しながら良いところまで来たが、ここにきて全サイズ、サイズごと変更することになった。
型はもう作ったが、このプロトもボツになるだろう。でもそれは構わない、1歩1歩進んで行けばいい。焦っても良いものは出来ないしね。
出来れば今年中に完成と少しでも販売できれば良いなぁ・・・
開発中のロッド
このロッドは前回の続き。前回は良型アジばかりだったので感度面のテストが不十分だったが、今回あれだけ豆アジのアタリをはっきりと伝えてくれたので、もう問題ないと見る。
フグのアタリはあまり出ないが、アジのアタリがやたら大きく出る。狙いはアジだから良いでしょう(笑)このガイドセッティングはアタリかな!
ガイドはまだテープで止めているだけなんだけど、ボチボチ固めに掛かろうかな。今回はスレッドじゃなくてカーボンを使って固めてみようか・・・
前にも言ったけどこれは完成次第販売します。気になるお値段は何と22000円(予定)。自分で言うのもアレだけど22000円でこの性能はなかなかヤバいと思う。その分コストを抑えて作ってるからメタルパーツがなかったり、普通は見えない部分がむき出しになっていたりするけど性能的には問題ないからねぇ・・・基本アジングロッドは性能UPに関係ないところはカットする主義なんで(笑)
※購入したいという方が居られましたのでその方に販売することに決定しました
そして2度と同じロッドは作らない。というか作れない。設計の記録とかは一切残さないから。同じようにロッドを作るのは簡単だけど、ブランクの個体差とかによってガイドの位置とかも変える必要はあると思うし、何も考えずただ作業でロッドを作っても面白くないし・・・
あと2本手つかずのブランクがあるのでそちらも乞うご期待。
コメント