こんにちは!キノピーです。
前回に引き続き、僕がこれまで作ったロッドを紹介していこうと思います。
前回の記事はコチラ↓↓
今回は8本目から!
8本目
ジグ単用アジングロッド
ブランク:マグナムクラフト製RX5933
ティップ:イシグロオリジナルチタン
リールシート:フジ工業製SKSSとマタギ製チタンパイプを組み合わせたオリジナル
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド
レングス:5フィート5インチ
自重:40g
ルアーウエイト:0.5g~5g
1ピース
ブランクはRX5933と超強いブランクを選択。
パワーが欲しかったわけではありません。
テーパーが一番きついブランクを選んだだけです。
リールシート部にはチタンパイプを使用。どんなアタリの出方になるのか興味があったからです。
グリップは市販品を使わず、5Aのコルクリングを削り出しました。
パワーは恐ろしく強いものの、豆アジも普通にフッキングできますし超軽量ジグヘッドも扱えます。
感度も申し分なし。反響系のアタリから抜けアタリまでしっかり取ることが出来ます。
ベリーからバットはかなり硬さがあるので無理なくガイド数を減らせたことも良かったと思います。
9本目
ジグ単用アジングロッド
ブランク:マグナムクラフト製R8626+0.5mm厚15mmカーボンパイプ
ティップ:イシグロオリジナルチタン
リールシート:DPSスケルトン
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド
レングス:5フィート4インチ
自重:32g
ルアーウエイト:0.5g~5g
1ピース
チタンアーバーを採用したロッド。
しかしブランクが硬すぎて潮の変化の感知がしづらく、特別アタリの出方も良くないロッドとなってしまいました。
少しの間使いましたが、このロッドはボツ。
とりあえず解体して超ロングソリッドを繋いでみましたが、どう考えても良くならなさそうなのでガイドは付けずに放置しています。
10本目
ライトショアジギング兼サーフ用ロッド
ブランク:マグナムクラフト製AK1040
リールシート:フジ工業製IPS16
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド
レングス:10フィート
自重:176g
ルアーウエイト:10g~40g
2ピース
「飾り巻き」に挑戦したロッド。写真で見れば良い感じですが近くで見るとあんまり綺麗じゃないです(笑)
大変でしたが満足感はあります。
リールシートより後ろを長くしすぎて、全体のバランスがイマイチなロッドになってしまいました。
使っていて特にトラブルはなく普通に使えるロッドでしたが使っていて楽しくなかったので、完成してからは2回ほどしか使わず封印。
一回も魚を掛けることなく使わなくなりました。今は弟が持っていますが使っているのやら使っていないのやら分からない状況です・・・
11本目
鯛ラバ兼イカメタル兼ディープアジング用ロッド
ブランク:マグナムクラフト製RX5930+マタギ製50tカーボンパイプ
ティップ:吉見製作所製形状記憶チタンティップ30-07-15
リールシート:フジ工業製PULS17
ガイド:チタンフレームトルザイトガイド+SIC-Sガイド
レングス:7フィート
自重:100g
ルアーウエイト:?~120g?
1ピース
鯛ラバとイカメタルとディープアジングを1本でやろうと目論んだ欲張りな1本。
鯛ラバとイカメタルで釣果をあげたもののディープアジングでは使用すらナシ。
何故かディープアジングの予定があるときは決まって悪天候(泣)
そもそも鯛ラバもイカメタルも1回ずつしか行っていないのでロッドの性能もよく分からないのが現状(笑)
何グラムまで扱えるかはまだ不明。
12本目
エギングロッド
ブランク:マグナムクラフト製R9026
リールシート:フジ工業製VSS16
ガイド:チタンフレームSIC-Sガイド+SIC-Jガイド
レングス:9フィート
自重:106g
ルアーウエイト:7g~30g
2ピース
ガイド数が多いロッドに憧れてガイドをいっぱい付けたロッド。
特にトラブルはありませんでしたが、ガイドが多すぎてブランクの性能が死んでいると感じたのでガイドの種類と数を変更。
ガイドは全て外してセッティングをやり直しました。
ガイドの高さを全体的に下げて数も減らした結果、飛距離大幅UP。
抜けの良さが抜群に良くなったうえに、適度にしなやかになりエギを動かすのが楽になりました。
ガイドセッティングの大切さを改めて強く感じたロッドです。
エギング以外にもスーパーライトショアジギングやロックフィッシュゲームでも活躍中。
13本目
ショアエギング兼ティップラン用ロッド
ブランク:R8326
ティップ:ジャストエース製ST-SFT631ML
リールシート:フジ工業製VSS16
ガイド:チタンフレームSIC-Sガイド
レングス:7フィート8インチ
自重:96g
ルアーウエイト:7g~30g
2ピース
ティップランもできるエギングロッドをコンセプトに作ったロッド。
ティップランは好きではないのですが、ティップランができるロッドが必要になったので作りました。
使った感想としては、まずティップが硬すぎです。4.5号をガンガン動かせる程度には硬いです。
ティップ径はもう0.1mm細くしても良かったと思います。
ガイドセッティングも全体的にバランスが悪く、ブランクの性能を活かしきれていない感じがします。
一度ガイドを全て外した後、ティップを削って調整し直そうかと思ってから1年以上経ちますが手を付けないまま放置。
出番は殆ど無いのでまあいいかと思ってます(笑)
このロッドで確信したのですが、僕は足が高いガイドが嫌いです。
今は市販されているルアーロッドの多くがKRガイド等の足が高いガイドですがこれが本当にダメ。
キャスト時にブランクのパワーが引き出しきれない感覚が強く、使っていて楽しくないんです。
9万円近いロッドも使わせて頂いたことがありますが、KRガイドのおかげで・・・
KRガイドが悪いのではなく凄まじく僕に合わないだけです。
大事な事なのでもう一度言います。「KRガイドが悪いわけではなく僕に合わないだけ」
少し話が逸れましたが本題に戻ります。
14本目
ジギングロッド(外海用)
ブランク:マグナムクラフト製LJ50-180
リールシート:フジ工業製PULS17
ガイド:チタンフレームSIC-Jガイド
レングス:6フィート4インチ
自重:155g
ルアーウエイト:120g~230g?
1ピース
伊勢湾での鰤ジギングに焦点を当てたロッド。
ブランクのスペックは50g~180gですがもっと強いです。
抵抗が強い形状の210gのジグは余裕で動かせます。
とりあえずMAXは230gと書いてみましたが多分もっと重くても大丈夫だと思います。
逆に軽いのは全然ダメ。100gでは軽すぎてクソ動かしにくいです。
まあ適正ルアーウエイトはガイドセッティングで変わるので一概には言えませんが・・・
残念ながらまだ2匹しか魚を掛けていないのでパワーは分かりません。
相当強いのでビンチョウジギングにでも使ってみようか(笑)
今回はここまで。
アジングロッドばかりだった序盤ですが、色々なロッドに手を出し始めました。
ルアーロッドはほぼ全部自作ロッドという状態になっています(笑)
次回も続きをやっていきますのでよろしくお願いします!!
コメント
とても参考になる記事でよく見させていただいております。
8本目のジグ単ロッドが魅力的で、RX5933でビルドしようと思っています。
差し支えなければ、2点ほどお教えいただけませんでしょうか。
RX5933のティップ径1.35mmに対して、イシグロチタンティップは1.5mmですが、接続部の加工はどうされていますか?
アーバーは何を使用していますか?
よろしくお願いいたします。
オガサワラ様。ご覧いただきましてありがとうございます!
RX5933のティップ径1.35mmに対して、イシグロチタンティップは1.5mmですが、接続部の加工はどうされていますか?
↳ブランクのティップを切って太さを合わせています。接合はゼリー状のアロンアルファで固めているだけで特に補強はしていません。
アーバーは何を使用していますか?
↳マタギさんのスーパーハイブリッドアーバーを使用しています。しかし現在は生産の予定がないようなので代用品を探すしかないのが現状です。
kinopy様
お教えいただきありがとうございます。
アーバーに関しては色々と試していこうと思いますが、ティップはおっしゃる通りに作成してみたいと思います。
ありがとうございました。
はじめまして。
マグナムクラフトのエギングロッド作成にてこちらの記事にお邪魔しました。
R9026でのエギングロッドで、ガイドの数を減らし高さを下げて飛距離アップ、との大変興味のある記事ですが、僕も最近組んだロッド、最初は十一個で組んでパツパツ過ぎたので十五個で組み直しました。それなりに飛びますが、どこか詰まった感じです。この記事読んでまた減らそうかなぁと思いました。ガイドセッティングも奥が深いですね。
はじめまして。
ガイドセッティングは本当に奥が深いですね。数、足の高さ、リングサイズ、材質、配置などなど考え出せばキリがありません。個人的にはマグナムクラフトのブランクは多点ガイドと相性が悪いような気がしてます。
返信ありがとうございます。
もっともっとを求めてしまいます。ロッドビルディングの楽しみなんですけどね。これでいいかと納得してたんですけど背中を押して貰った気分です(大袈裟(笑))早速ガイトを外していこうと思います!ありがとうございます(^-^)/
もっともっと求めていきましょう!僕も放ったらかしの4本手を付けましょうかね(笑)