アジングでナイロンラインが使われることは殆どありません。
比重が軽い事と、伸びが大きい事がアジングにとってデメリットとなるからです。
今回は敢えてそんなデメリットだらけのラインを使ってアジングをしてみました(笑)
ナイロンラインでアジングをしようと思ったきっかけ
こんな事をするつもりは全くありませんでした。
本当はエステルラインと141シンカーアジングの使い比べ動画を撮るつもりでした。
しかし、141シンカーアジングを巻いているつもりだったステラにはナイロンラインが巻かれていたのです。
以前、渓流でアマゴ釣りをした時のラインが巻きっぱなしでした。
すぐに巻き替えても良かったのですが、せっかくなのでラインを捨てる前にアジングで使ってみようと思ったのです。
特にナイロンラインの特性に何かを求めているわけではなく、なんとなく面白そうだからやるだけ(笑)
いざ実釣、ナイロンアジング
雨が降っていて潮位も良い感じ、魚の活性は非常に高かったです。
慣れないナイロンラインですが、活性が高いこともあり、40分足らずで10匹のアジを釣ることが出来ました。
短時間の釣行でしたが、アジングにナイロンラインを使うメリット・デメリットが見えたので紹介したいと思います。
アジングでナイロンラインを使うデメリット
- アタリが出ない
- ジグヘッドが沈まない
アタリが出ない
アタリが出ない。全然分かりません。
ジグヘッドを動かしたときに喰ってるのに気づくことが多かったです。
アタリが全然伝わってこない・・・
ロッドは僕の持っている中でも最強レベルの反響感度を持つロッドなのですが、それでもダメらしい・・・
アタリが出にくくなることは予想していましたが、ここまで出ないとは思いませんでした。
取り逃しているアタリはかなり多いと思います。
ジグヘッドが沈まない
ライン自体がエステルやフロロに比べて軽い為、軽量ジグヘッドが沈みません。
釣行当日は風がほとんど吹いていなかったから良かったですが、風が吹いたらかなり使いづらいでしょう。
実際釣りをしていても、自分が意図しているレンジよりも浅いレンジを曳いていることが多かったです。
アジングでナイロンラインを使うメリット
- バレない
- 魚がワームを咥えている時間が長い
バレない
非常に伸びやすいナイロンラインは、ショックの吸収性に優れます。
掛かってしまえば、なかなかバレません。
魚がワームを咥えている時間が長い
伸びるから魚に違和感を与えにくいのでしょう。
ハッキリと実感できるほど、魚がワームを咥えている時間が長いです。
魚の重みを感じてからゆっくりアワセてもフッキングすることが多かったですね。
ナイロンラインでアジングはアリかナシか
フォールでアタリを取るなら、ナイロンラインはナシ。
ハッキリ言って全く使い物になりません。
メリットもありますが、デメリットがそれを遥かに上回ります。
アタリが出ないのは致命的です。
こんな時はナイロンラインもアリ!
表層近距離で巻きの釣りをする時なら、ナイロンラインのメリットが最大限活きる上に、デメリットも気にならないでしょう。
この釣り方限定で釣りをするのであれば、ナイロンラインをレギュラーにしても構わないと思います。
またアジングが初めてで、ラインの扱いに自信がない方にもナイロンラインは良いでしょう。
リーダーを結ぶ必要もないし、トラブルも起こりにくい。
まずはナイロンでラインの扱いに慣れるのもアリですね。
最後に
メリットもあるとは言え、デメリットが大きいので主戦力にはなり得ません。
しかし、状況によっては使ってみるのもアリかもしれない?
僕がメリットを求めて、ナイロンラインを使うことはありません。
やはりジグ単アジングにはエステルだと感じた釣行でした。
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