こんにちは!キノピーです。
今回はロッドを作るにあたって必要な材料を説明します。
では早速見ていきましょう!
ロッドの材料
- ブランク
- ガイド
- スレッド
- リールシート
- グリップ
- バットエンド
- アーバー
- ワインディングチェック
消耗品
- コーティング剤
- 接着剤
では一つずつ見ていきましょう。
ブランク
作りたいロッドが決まったらまずはブランクを決めましょう。
メーカーごとに特性があるので面白いです。
ジャストエース、マタギ、マグナムクラフトあたりが手に入れやすいと思います。
ガイド
ブランクが決まったらガイド決めです。
フジ工業のカタログやホームページにオススメが書いてあるので悩んだら調べてみると良いです。
1個1個型番があるので慣れるまでは呪文に見えるかもしれませんが、慣れれば型番を聞けばどんなガイドか分かるようになってきます。
スレッド
色んなロッドを作っているうちにこんな数になってしまいました。多分探せばまだまだ出てきます(笑)
ガイドを巻くための糸です。
ここのカラーはロッドのデザインに大きく影響します。基本的にはどれを使っても構いませんが厳密に言うとメタリックスレッドはガイドの固定力が弱いです。
リールシート
色々な種類があります。用途に合わせて選びましょう。
リールシートとグリップのフィット感は使い心地に大きく影響します。
市販品を触りまくって、しっくりくるシートと同じもの、もしくは近いモノを選ぶと良いと思います。
※ほとんどのメーカーのリールシートはフジ工業製ですが自社生産しているメーカーもあります(ダイワ・シマノなど)
グリップ
この写真のグリップはエンド側に使われることが多いモノです。
握りやすさや力の入れやすさ、デザインなどに影響します。
小さくすれば軽く出来るので最も簡単に軽量化できるところでもあります。
※使い方の1例です
バットエンド
ロッドのケツの部分。
ロッドの中に水が入らないようにしたり、グリップは直接地面に当たらないようにする役割があります。
またここの重さでバランスを調整することも可能です。
アーバー
聞きなれない方が多いと思います。
見たこともないでしょう。
アーバー=ブランクとリールシートの隙間を埋めるためのモノです。
別に写真のモノと同じでなくても良いです。
マスキングテープを分厚く巻いてアーバーとして使う事も出来ます。
僕のロッドのアーバーはウレタン素材のモノやコルクリング、マスキングテープで嵩増ししただけのロッドもありますし、ウキ自作用の発泡剤を利用したものなど様々です。
アーバーは感度に大きく影響するので拘りたいところではありますが、とりあえず1本作ってみるなら市販のウレタンアーバーやコルクテープが使いやすいと思います。
ワインディングチェック
聞きなれない名前だと思いますが、要するに装飾パーツの事です。
色々なカラーがあります。なくても全く問題ありませんし、寧ろ無い方がロッドは軽く仕上がります。
必ずブランクの径より太いモノを買いましょう。
ブランクの径より細いと当たり前ですが入りません。
ギチギチもダメです。ロッドが曲がった時にブランクに食い込みロッドを折る危険性があります。
※使い方の1例です
コーティング剤
ガイドのコーティング剤です。
硬化時間が長いです。
大きめの釣具屋さんに行けばTOHOのモノがよく売ってます。
モノによって硬さや粘りが違うのでやっているうちに拘りが出てきますが、最初は手軽に手に入りやすいモノで始めると良いです。
接着剤
ソリッドティップやリールシート、グリップの接着に使います。
僕はティップを繋ぐときは瞬間接着剤で済ませます。
硬化を待つ必要がないし強度も十分だからです。
グリップやリールシートは接着力が強い2液性のモノを使いましょう。
写真のモノは海外製の硬度が高いモノですが、ホームセンターとかで売っている2液性のボンドとかでも全く問題ないです。
僕もジギングロッドにはホームセンターで買ったボンドを使ってみましたが何の問題も起きていません。
硬化時間が早すぎると作業が大変なので30分硬化ぐらいのモノがオススメです。
ロッドはこれらすべてが組み合わさっています。難しく感じるかもしれませんが、これを組み立てるだけでです。
あとは何本も作っていくうちに知識がつき、良いロッドが作れるようになります。
しっかり調べたり考えたりすれば2本目、3本目ぐらいで良いロッドが作れるようになります。
ぜひ挑戦してみてください!
次回はロッド製作編といきたいところですが、折れた手では無理なので暫くお待ちください(笑)
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