こんにちは!キノピーです。
今回はアジングロッドのティップについてお話しようと思います。
現在、アジングロッドに使われているティップは大きく分けて3種類あります。
- ソリッド
- チューブラー
- チタン
それぞれ特徴があるので説明していきます。
ソリッド
ここでいうソリッドはカーボンソリッドの事を指します。
市販されているアジングロッドの多くがこのカーボンソリッドです。
チューブラーでは不可能な細さやに仕上げることが出来たり、チューブラーでは出来ない曲がり方を出すことが出来ます。
軽量リグの操作感が分かりやすい、ティップに掛かる負荷の変化が分かりやすいなどのメリットがあります。
しかし柔らかくすればするほど反響感度が落ちるというデメリットもあります。
ある程度柔らかい方が軽量リグの操作感が良かったり潮の変化を感じたりしやすいのですが、反響感度が落ちてしまうのでうまくバランスを取ることが必要です。
柔らかい=アタリが分かりやすいと思っている方が結構いますが、逆なので注意してください。
チューブラー
ブランクに何も繋がないので反響感度が落ちません。
反響感度は3種のティップの中でもトップでしょう。
また、何も繋がない為、軽量で先重りしにくいです。
急角度な曲がりが出来ない分、超軽量リグには不向きな上アタリを弾くことも多いですが色々万能に使えるのでお遊び用ロッドにもなります。
1本で色々遊びたいならチューブラー一択です。
チタン
最近は色々なメーカーがチタンティップのロッドを作り始めましたね。
チタンの凄いトコロは、柔らかくしても反響感度が落ちないトコロです。
つまり、潮の変化を感じる性能や超軽量リグの操作感を上げながらも反響感度が保てる凄い素材なのです。
ティップが柔らかく出来るのでアタリを弾くことがなく、掛けるよりも乗せる感覚で使うことになると思います。
チタンティップを使い始めてからのフッキング率の高さとバレにくさには驚きでした。
また金属素材の為、急激に無茶な角度で曲がっても折れにくいです。(金属疲労で折れることはありますが)
しかし、当然デメリットもあります。
第一に重いこと、カーボンよりも遥かに重いです。
先が重くなるので、先重りします。
また、ティップだけが重くなってしまう為キャストする際やフッキングを入れる際にベリーが負けるような感覚になります。
慣れれば普通に使えるようになりますが、慣れるまではキャストは苦労するかもしれません。
また、掛けるのではなく乗せるイメージで使うことになると思うので、掛けることが好きな方には向かないと思います。
使いこなすまでは大変ですが、使いこなせれば大きな武器となります。
簡単に3つのティップの特徴を説明しました。
コレが全てではありませんが、アジングロッドを選ぶ際の参考にして頂けると幸いです。
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