こんにちは!キノピーです。
今回はアジングのリールについて考えていきたいと思います。
ロッドの話はこちらから↓↓
アジングではジグヘッド単体での釣りの他にもキャロやフロートを使う釣り方もありますが今回はジグヘッド単体での釣りに照準を当ててお話していこうと思います。
ジグ単用アジングリールに求められる要素
- 細ラインが扱えること
- 軽量であること(ロッドとの相性による)
- ロッドとのバランスが取れること
- ドラグ性能が高いこと
- 巻き感度が良いこと
- ラインローラーがしっかり回転すること
- 反響感度が良いこと
細ラインが扱えること
アジングではエステル・フロロ1lb(約0.2号)、PE0.1号などの極細ラインを使います。
故に極細ラインを使ってもトラブルが起こりにくいリールを選ぶ必要があります。
ダイワ・シマノの5000円以上のリールなら問題ないかと思います。
軽量であること
アジング界には軽さは正義という言葉があります。
賛否両論ありますが僕はこの意見には賛成派。
「バランスが大事、軽くてもバランスが悪ければ意味がない」という意見もよく聞きますが、バランスが良くても結局重いものは重いです。
因みにロッドも5フィート前半20g台~7フィート後半70g台まで様々な特徴を持ったロッドで試しています。
ロッドとのバランスが取れること
「おいおい、話が違うじゃねえか」と思った方、まぁ最後まで読んでくださいな。
軽すぎてバランスが合わないのって後からどうとでも出来ます。
ハンドルを重いものに交換したり、リールスタンドを装着したり、ロッドのエンドにウエイトを入れたりとまぁ対策は色々できます。
しかしリールが重すぎてバランスが合わなければどうしようもありません。
ガイドを重いものに交換すればできないことはないのですが、かなり大変ですしロッドの性能がガタ落ちしますので現実的ではないですよね。
リールが重すぎてバランスが悪いとどうなるかというとロッドが制御不能になります。
ワームをアクションさせるときに軽くティップを動かしますよね?
動かした後はピタッと止めたいですよね?
リールが重すぎるとティップが止められずブレまくります。
やれば分かりますがメッチャ使いにくいです。はっきり言って先オモリの方が遥かにマシです。
ドラグ性能が高いこと
細ラインを使うのでドラグ性能が低いリールだとラインが切れてしまいます。
僕はアジを釣る際は極細エステルでもドラグはほぼ出さないのですが、想定外の獲物が掛かったときはドラグが必要です。
ファーストダッシュが速い魚だと相手の初速にドラグの滑り出しが追い付かず切れてしまうことがあります。
ドラグの滑り出しだけで言うとシマノのリールがトップだと思います。
最低5000円クラス、欲を言うならXR系以上のリジットサポートドラグ付きがオススメです。
ドラグの滑り出しはドラググリスで変えられるのでリールの買い替えが難しい方はドラググリスの勉強をしてみるのも良いでしょう。
巻き感度が高いこと
リールはただの糸巻き機ではありません。リールからは水中の様々な情報が伝わってきます。
リールを巻く手に伝わる重量感の変化は、水流の変化です。
これが感じ取れるかどうかでアジングのレベルは格段に変わります。
ラインローラーがしっかり回転すること
ラインローラーがしっかり回転していないと糸撚れが起こりやすいだけでなく、巻き感度の低下にも繋がります。
最近のリールは防水性能を高めたが故に回転が悪くなっているものも多いので拘る方はラインローラーを社外品に交換すると良いでしょう。
※メーカーでのオーバーホールなどのサービスが受けられなくなる場合があります
反響感度が良いこと
リールの反響感度って何だ?と思うかもしれませんがそのままの意味です。
ロッドの反響感度を意識する方は多いのにリールの反響を意識している方はあまり見ません。不思議です。
リールはロッドに密着しているのだから反響感度に影響しない訳がないのです。
同じロッドでもリールが変わればアタリの出方は変わります。
金属ボディのリールと樹脂ボディのリールでは響き方がまるで別物です。
ボディの剛性(正確にはリールフット側の剛性)は感度にかなり影響します。
おすすめアジングリール
初心者にはコレ!
17セドナ(シマノ)
初めて触ったときは衝撃を受けました。良すぎるでしょ・・・
はっきり言いますけど、この値段でこの性能はおかしすぎる。
駄目だよ、こんなことしたら他のリールが売れなくなってまう。
軽いとは言えませんが細ラインはちゃんと使えますしドラグ性能も十分です。
エントリーモデル
18レガリスLT(ダイワ)
この値段で185ℊて軽すぎです!
ドラグ性能は十分!細糸の使用も問題ありません。
1万円以下のリールでは最もアジングに適しているリールです。
脱初心者向け!
19ストラディック(シマノ)
この値段でマイクロモジュールギアとロングストロークスプールが搭載されているコスパお化け。
しっとりとシルキーな巻き心地と抜群の飛距離が魅力です。
リトリーブでの潮の変化もかなり感じ取れるようになると思います。
当たり前ですががドラグ性能は全く問題ありません。
ソアレXR(シマノ)
軽さはハイエンド級!
もう少し安いところにヴァンフォードがありますが、リジッドサポートドラグじゃないことがマイナス点。ソアレXRはリジッドサポートドラグが搭載されているのでヴァンフォードよりも1ランク上のドラグ性能です。
価格は少し高いですが、価格差分の価値はあると思います。
性能だけなら文句ナシ!
MGXtream(アブガルシア)
巻き心地は正直言ってダメですが、ダメなのは心地だけです。
巻き心地は悪いのに感度はビンビンで必要な情報はしっかり入手できます。
ドラグ性能が非常に良く、しっかり粘って必要な分だけ出る最高のドラグです。
マグネシウム製のワンピースギアボックスを採用しているので軽くて剛性も高いです。
CI4+やザイオンなどのカーボン系のリールと比較すると伝わってくる情報量が違うので予算が許すなら頑張ってMGXtreameを買った方が良いと思います。
このリールの良さを本当の意味で理解できるようになればかなりレベルUPします。
至高のハイエンド
ヴァンキッシュ(シマノ)
まあここまでこれば何買っても外れはありません。
ヴァンキッシュはアジングリールの中では最強の一角を誇ります。
最後に
ジグ単アジングにおすすめのリールをご紹介しました。
同じ価格帯の中で迷ったなら好きなメーカーの方や好きなデザインの方を選べばいいですよ!
自分が愛着を持って使えることが一番大事です。
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